今回の旅のメインはこれ。
ロータスロードの三寺院巡り。
蓮はほぼ終わりだけど、ギリギリ間に合った感じです。

まずは喜光寺から。

全部、鉢に植えられています。
ん~、池に植わってる方が感じが出るんだけど。
ここで「いろは写経」というのに参加しました。
「なんでお前が?」という指摘はごもっともですが、
単に「やってみたかった」んです。
写経の写真を撮ってる人はいません。
禁止とは書かれていないけど、誰もそんな不心得なことはしないんですね。
さて、蓮は午前中が見ごろなので、あとの二寺は明日にして、ここで飛鳥に移動です。
レンタサイクルで、まずは高松塚古墳へ。

これだけ見ても、ただの古墳ですね。
有名な壁画の模写は、撮影禁止です。
思ってたよりも小さい絵でした。
続いて橘寺へ。
聖徳太子ご生誕の地の近くなのだそうです。
これは境内にある「二面石」。

ここから坂を登って石舞台へ。

とにかく暑いです。
ということで、古代米ソフト。
古代米とどう関係しているのか?
結局わからずじまい。

一息ついて飛鳥寺へ。田んぼの中を自転車で飛ばします。
日本最古の仏教寺院です。

もうクタクタです。
ということで、奈良市内に帰ることにします。
ホテル近くの元興寺の境内で、キキョウがきれいに咲いてました。

お盆なので、燈花会をやってました。
興福寺五重塔のライトアップと合わせて。

さて二日目。
朝から快晴です。
唐招提寺に向かう道すがら、西ノ京駅から、風情のある景色が続きます。

ハスを見るために、唐招提寺の開門とほぼ同時に入場です。
いかにも「天平文化」を代表する金堂です。

ここのハスは一部に鉢植えもありますが、多くは池に植わっているので風情が増します。

植物が多く、境内の管理がシステマティックさを感じさせずに丁寧に行われており、
とても居心地のいい場所でした。

さて、次は薬師寺です。

ここは、ハス以外にも目的が二つありました。
・平山郁夫氏の壁画をみる(一般公開中です)。
・写経をする。
まずはハスから。
すべて鉢植えでした。

西塔が美しいです。

続いて、平山郁夫氏の壁画が収められている玄奘三蔵院伽藍へ。
この伽藍の中に壁画が展示されているのかと思いきや、
展示場所はこの奥の回廊でした。
撮影禁止ですが、一部は間近で見ることができました。

そして、最後のイベント、写経です。
こちらの写経、かなりマジで行われています。
昨日の喜光寺の「いろは写経」は、観光気分の人も混じってましたが、
こちらにはそんな人はいません。
写真を撮ってる人なんて、もちろんいません。
自分には、そんな度胸もありません。
なにせ、途中で法話などもあったりするんです。
「お習字の延長」的な気分で参加している自分は完全に場違いです。
般若心経ですが、「こんな漢字あったのか?」というのがチラホラと。
もちろん、読めません。
結局、最後まで集中できませんでした。
お手本をもらって帰ってきました。

今年の旅で学んだこと、
それは「不心得者は、所詮不心得者」という、
ど~しようもない事実でした。
合掌。
最後に、この二日間でいただいた御朱印です。
右から、喜光寺、橘寺、飛鳥寺、元興寺、唐招提寺、薬師寺です。

再度、合掌。