またダイビング遠征で海外へ行けるようになりました。重くならないようにあまり沢山の荷物は持って行きませんが、いつも海外旅行にこれだけは持って行くというグッズやアイテムがあります。普通の方とは少し違うリストになっていると思いますので、皆様の参考になれば幸いです。主にダイビング遠征を想定していますが、普通の海外旅行にも適用できるものばかりです。
飛行機でつかうもの
ノイズキャンセリングイヤホン(必須)
周囲の騒音が消えてしまう不思議アイテム。使ったことのない人に装着させてスイッチを入れると大抵はとても驚きます。いままではSONYのヘッドフォンタイプを使用していましたが、最新のBOSEイヤホンの方が遮音効果が上でした。これさえあれば飛行機の中にいても騒音に悩まされることはありません。静寂の中で安眠できます。
薄手のダウン(必須)
国際線の機内の冷房は効きすぎていることが多いので、たとえ南国へ向かう場合でも防寒着は必須です。ユニクロのウルトラライトダウンが一番人気です。私はアークテリクスを愛用しています。モルディブの国内線など搭乗時にエンジンが掛かっていないために最初は蒸し暑いのですが、エンジンが掛かると冷え冷えになります。海外初心者の方は外が暑いからと薄着のまま飛行機に乗り、冷やされて風邪を引くパターンが多いので要注意です。
ギュギュット
100均で売っている貼り付けグッズです。スマートフォンやiPadなどを前の座席に貼り付けて使います。離陸時などテーブルを出せない時間帯でも目の前に画面を貼り付けることが出来るのでとても便利です。iPhoneなら1個、iPad miniなら2個使います。
iPad mini & スタンド
長時間のフライトなら Netflix で映画を大量にダウンロードしていきましょう。スマートフォンでもOKですが、iPad や iPad mini の方が良いのは言うまでもありません。
足置き枕とジェラピケのソックス
足置き枕はエコノミークラスに乗る場合に持って行きます。これがあると長時間のフライトがかなり楽になります。エアで膨らますタイプの枕をひとつ、足専用にしてしまいましょう。裸足が一番落ち着きますが、少し冷えそうなときはモフモフのソックスがあると快適度が上がります。
サーモスの水筒
冷水やお湯を手軽に運べるので思いのほか重宝します。中身が空であれば保安検査場を通過できますから、ラウンジで水やお酒を詰めて搭乗しましょう。ここには書けませんが、その他にも裏技的な使い方がありますので、研究してみてください。
現地でつかうもの
かぜ薬&解熱剤&マスク
風邪なんて滅多にひかない自分も遠征に行くと体調を崩してしまうことがあります。そんなとき日本のかぜ薬は強力な味方になります。海外ではクスリ自体入手困難な場合がありますし、そもそも日本製の薬品は世界でもトップクラスです。
解熱剤は万一熱が出てしまった場合に役立ちます。特に最近は熱があると行動が制限される場合が多いので必携と言えるでしょう。またマスクは機内で咳をしている人がいたら着用して移されないための防衛用として使うのはもちろんですが、乾燥した機内で喉を保護するために保湿タイプのものを使うのも有効です。
折りたたみ洗面器&アタック&洗濯ロープ&洗濯ばさみ
ビニールを膨らませて使うタイプの折りたたみ洗面器が超絶便利です。洗面台の中に洗面器を入れて使うと洗濯とすすぎが捗ります。説明しづらいのですが一度騙されたと思って試してみてください。洗剤は小分けされたアタックが便利です。洗濯ロープは100均でも売っていますが太くて嵩張るので、市販のパラコードをカットして持って行くと良いです。室内やベランダに手軽に干場を作れます。洗濯ばさみは小さいものを沢山持って行きましょう。
真空断熱カップ
お酒を飲むなら必携グッズです。ホテルの部屋でハイボールなどを飲む場合に、氷の減りを遅くすることが出来ます。備え付けのガラスコップでは一瞬で氷がなくなります。
現地コンセント
朝になってカメラのバッテリーが充電できていない、という事態は絶対に避けたいダイバーにとってこのアイテムは重要です。特に揺れるクルーズ船や建物が古い場合には、接触不良を起こすことがありますので万全を期すなら有った様が良いですね。
非常食
カップラーメン、みそ汁、おつまみ、お茶漬けなど。日本食が恋しくなるかもという心配は不要ですが、今回のモルディブの島ステイの様に食事が激マズだったりする可能性があるなら絶対に持って行くべきと痛感。特にお茶漬けは嵩張らず、変な米に有効と思われます。この旅では1週間を通して貰ったシーフードヌードルが一番美味しかった。
その他
最近はUSB-Cが主流になりつつありますが、飛行機内や空港待合室などはコンセントが無くUSB差込口のみの場合がありますので、USB-CメスとUSBオスの変換コネクタが必携です。
プレミアムクラスでは不要ですが、エコノミーの場合はブランケットが借りられない場合があるので、自前でコンパクトなブランケットを持って行きます。
クスリ部門では絆創膏類を多めに。特にキズパワーパッドに代表される湿潤療法に準じたものがあると役立ちます。
あとはスーツケースの中に常備しているものとしては、ガムテープ、トランプ、デンタルフロス、使い捨てスリッパ、Fire TV、割りばし、使い捨てカトラリー、シャワーキャップなどかな。海外のコンビニでカップ麺は売っているけれど箸はもらえません。シャワーキャップは靴やサンダルを包むのに使います。
両替はいつも新宿のインターバンクの宅配サービスを使っています。当日レートより安いなんてここしかありません。それとソニーバンクのキャッシュカードは、外貨預金をしておけば現地ATMで引き出せるし、デビットカードとしても使えるので作っておくと便利です。海外でクレジットカードを使うと為替手数料が案外高いのでデビッドカードの方がお得な場合が多いのです。
海外の空港ではプライオリティパスがかなり使えます。というか必須かも。同行者を連れてラウンジには入れるし、軽食やアルコールが無料です。場所によってはシャワールームもあります。アメックスなら無料で入れるのでスマホに会員証をインストールしておくと便利です。ANAやJALのステイタスはアライアンスが違うと役に立たないのが残念なところです。
そして預け手荷物には必ずエアタグを入れておきましょう。私はバッグごとに必ず一つ入れています。離陸前にエアタグの位置情報をチェックすれば、ちゃんと自分の荷物が飛行機に積まれているかを確認できるので、ロストバゲージを高確率で回避できます。あとアクララングとかマレスとか同じものが多いメッシュバッグは、空港で取り違えが多発するので分かりやすい目印を付けることをおススメします。
次回、タイへ行く場合はウイスキーを持って行こうと思います。スーパーで2000円台で買える筈のジャックダニエルやジョニーウォーカーが1万円出さないと買えません。あと栓抜きが無くて困ったので、コンパクトなものを探して持って行きたい。