先日のタオ島視察ダイビングでのことです。あまりにも撮れ高が凄くてメインのカメラのバッテリーが切れてしまいました。替えのバッテリーを持って行かなかったので困っていたところ、陸の撮影用にゴープロを持っていることを思い出しました。ゴープロは10メートル防水の筈です。
ブリーフィングによると、次のポイントの水深は約18メートルとのことでした。ハウジングケースを持っていませんでしたが、「18メートルなら大丈夫かな?」と気楽に考えて裸のゴープロをウエットスーツの下に忍ばせてエントリーしてみました。
水深12メートルでゴープロの録画ボタンを押そうとしたところ、「ポコっ」と凹んだままになって押せなくなってしまいました。どうやら水圧で押されたようです。サイドにある電源ボタンは使えていたので電源を入れたり切ったりはできるものの、録画がまったくできません。こりゃ困ったわ、と思ってそのまま深度を下げたところ、水深17メートルで「パンっ」と音がして背面パネルが割れてしまいました。写真をよく見ていただくとなんとなく分かる通り、内側に凹む様に割れています。やはり水圧で押されたようです。この直後から録画ボタンは押せるようになりましたが、当然動作はしませんでした。
私のGoPro 11、水深17メートルで圧死しました。
以上の様に、GoPro は水深10メートルを超えると大変なことになることが実証されましたので、ダイビングで使用する際は必ず水中ハウジングを使用しましょうorz。